オリンピックが閉幕した。
閉会式でのパリの引き継ぎ映像がカッコよすぎて、もう一度観たい。(まだどこにもあがっていない模様)
それと、最後に宮沢賢治の歌が使われたことで、岩手県民が騒ぎ始めると思ったがそうでもなく、安堵している。
引き継ぎといえば、今回のパリ同様、前回大会での日本の映像を含めた演出がとてもよかったからこそ開会式や閉会式に期待をした人は多かったと思う。
細かいことは置いといて、開・閉会式を見て僕が思ったのは、日本は叙情的な表現は得意だけど、エンタメをつくるのはやはり不得意だなってこと。アニメや漫画、ゲームやCGでそれをつくるのは得意だけど、リアルだと物足りない。映画でもそうじゃんね。
だから中途半端に見えてしまった感がある。どうせなら叙情的な演出に振り切った方がよかったと思う。もしくは「THE日本」にするか。
それでいうと、閉会式の盆踊りはすごくよかった。海外の選手も真似して踊っていたし。
というのが開・閉会式の感想で、あくまで感想で、あちらこちらで見受けられる批判はしない。報道の通りなら準備はno goodだが、時世を踏まえた妥協を余儀なくされた部分もあると思うし。
競技に関しては日本人選手の活躍に関わらず多くの感動をいただいた。改めて「スポーツって尊い」と思った。
僕がこのような感想を書いているように、SNSでは様々な人の色々な反応があり、その中で、
“ オリンピック開催懐疑派だったくせに沢山の感動と勇気を頂きました。率直に選手、関係各位に感謝致します。ありがとう!”
と、友人が投稿していた。
この方は反対ではなく懐疑ではあるものの、このように振り上げた拳、あるいは抜いた刀を仕舞える人って素敵である。収まりがつかなくなって意固地になり、行動や言動が支離滅裂になる人が結構いる中で。
僕自身も「素直に認める」ことができる人間でありたいと思う。