懐メロから最新ヒッツまで、ジャンル問わずいろんな音楽を聞く。
最近では、ちあきなおみを借りてきた。
車での移動や出張が多いので、それらは車で聴くことがほとんど。
最初は満遍なく聴くが、徐々に曲やアーティストに偏りが出始める。
その違いはなんだろうと考えてみたのだが、邦楽に関して言えば、 “ 歌詞 ” だという結論に達した。
全てそうだとは言わないが、最近の曲って、メロディーはキレイなものが多い割に、歌詞に深みが無い気がする。
『高嶺の花子さん』を聴いていてそう思った。(back numberの全てがそうではない)
逆に、今時の子が懐メロの歌詞を読んでも「?」なんだと思う。
これは否定ではない。時代なのだ。
説明し過ぎると深みが無くなるが、今はいろいろ説明が必要な時代なのだ。
赤く咲くのは けしの花
白く咲くのは 百合の花
どう咲きゃいいのさ この私
夢は夜ひらく
十五 十六 十七と
私の人生 暗かった
過去はどんなに 暗くとも
夢は夜ひらく
昨日マー坊 今日トミー
明日はジョージか ケン坊か
恋ははかなく 過ぎて行き
夢は夜ひらく
ご存知、藤圭子の『圭子の夢は夜ひらく』の歌詞だが、この情緒がわかってきたのは最近。
行間を楽しもう。