受験シーズン真っ只中。
センター試験も明日から。
この時期にいつも大寒波が襲ってきている気がする。
その影響で、時間ギリギリに会場へ駆け込んでいる受験生の映像を毎年見ている。
おそらく今年も見るだろう。
北国には不利な時期だ。
再考の余地あり。
さて、遡ること20年前、僕はセンター試験を受けなかった。
そもそも、高校3年生の春まで大学に行くつもりがなかった。
成績は下から数えた方が早い落ちこぼれだった。
だからどこかで諦めていたのだろう。
でも、「そうだ、京都行こう。」的な感じで、ふと大学に行きたくなった。
というより、上京するための誰もが納得する大義名分が欲しくなった。
そして、一人で大学選びをした。
どういうわけか誰にも相談しなかった気がする。
その時の思考回路はこうだ。
① どうせなら名の通ったところに行きたい。
② 今のこの学力で満遍なく勉強したら中途半端になりそうだ。
③ 好きこそものの上手なれ。比較的好きな教科を勉強しよう。
④ なのでセンター試験用に勉強はしない。
⑤ よって親には申し訳ないが私立。
⑥ 現役にこだわる。
結果、日東駒専以上を目指すことにした。
あわよくば明青立法中、またの名をMARCH。
100点を目指さない限り80点を取れないように、あくまでMARCHを目指した。
学部は、実家が自営業だったため、経営学部か商学部。
誰もが納得する大義名分用だ。
これで目標設定完了。
そこから狂ったように勉強した。
(中略)
結果、専修大学 経営学部 経営学科に入学することになる。
最低限の目標達成!
親には喜んでもらえたし、担任に報告した際、職員室がちょっとザワついたのを覚えている。
真っ当な進路の決め方ではないにしろ、自分で決めたことだから納得感があった。
何より、専修大学でよかったと今でも思っている。
ちなみに、日本大学は補欠合格だったのだが、その試験の際、漢字の読み仮名を片仮名で書きなさいという設問に対し、平仮名で書いてしまった。
読み自体は全て合っていたので、それをちゃんと片仮名で書いていたら合格していたに違いない。
そしたらきっと専大か日大かで迷っていた。
でも専大で本当によかった。
結果論だけど、こういうのも縁なのだ。