昨日に引き続き骨ネタ…ではないよ。
今、ニュースフィードを賑わせている昨日のサッカー日本代表の試合(日本vsポーランド)に僕も乗っかる。
では早速。
グループリーグ「通過」だけに絞った場合の、世間(日本国民)が満足する順番はきっとこうだ。
① 勝って首位通過
② 引き分けで自力通過
③ 負けたけど他力で通過
今回の場合、終盤に③をあからさまに狙ったことに対し賛否が分かれているのだと思っている。
ここであえて通過に限定せず、
④ 真っ向勝負したけど敗退
という選択肢を設けてみる。
真っ向勝負の定義は人それぞれとし、「否」の方は④でもよかったのかなと思ってしまう。
言わずもがな僕は「賛」だし、西野監督カッコイイ!と思っている。
あの場面でガチンコでやり合うことにより、同点、ひいては勝ち越しができたかもしれない。
けど、失点リスクと、今回明暗を分けたイエローカードをもらうリスクも高まる。
ポーランドだって手ぶらで帰りたくないだろうし。
つまり西野監督は、状況把握をした上でリスクマネジメントをしたということになる。
その上で、コロンビアがこのまま勝つという方にベットした。
もしこれで日本が通過できなかった時の超絶大ブーイングを全て背負う覚悟した上でだと思う。
すごいギャンブラー、勝負師だなぁ〜と感嘆。
消極的とか逃げとか言われているが、超攻撃的な判断とも言える。
相手が最後までガチンコを望んでいたなら失礼に当たる部分があると思うけど、ポーランドもやる気なかったし、それはない。勝てちゃうし。
テレビ視聴者も含めた観客に失礼っていう意見もあるけど、少なくとも日本ファンにとっては最低でもあと一試合はW杯を楽しめる。
「これで嫌いになった!」という人は応援しなきゃいい。
子どもたちの手本にならない的な意見もあるようだが、あの選手たちや監督が率先してズルいことをすると思いますか?って言いたい。
「これはこうするためにこうしたんだ」と説明してあげるのは大人の役目。
「否」の人の気持ちもわかるし、否定もしない。
ただ、一緒にお仕事はできない気がする。
極端なことを言えば、「頑張った上での倒産は止むを得ない」という考えに通じる感じがするからである。
倒産したら(負けたら)ダメ。
結果にこだわるのがプロだと思う。
一方、結果にこだわっている風のプロセス主義の仕事ってそれなりにある。
例えば、人を集めた結果の結果にコミットするのではなく、人を集めることを結果にしてしまっているものなど。
こういった仕事はできるだけしたくないが、生活のために割り切ってお受けすることは正直ある。
あるからわかる。
話を戻し、「そもそもその前に点を取られるなよ」「1・2戦目と同じスタメンでいけばそれがなかったのでは?」っていう観点もあるが、主力を休ませ決勝トーナメントに備えるといったギャンブルにも西野監督は勝ったことになる。
西野監督、やっぱりカッコイイ!