僕の仕事のラインナップには一貫性がない(と見られている)。
でも僕の中ではあり、それを言語化して分析したところ、一番近い職種が広告代理業だったので、「ひとり広告代理店」と名乗っている。
あくまで自称であり、ある人は「傭兵」、またある人は「何でも屋」と称してくれる。
それで構わない。
できることは精一杯やらせていただき、できないことはできないと言う。
あるいはできる人に振る。または一緒にやる。
これが基本スタンス。
と、偉そうに言っているが、上記は「どうやって食べていくか」を模索していった結果である。
適当な表現ではないが、お腹が空いて死にそうな時、目の前に食べ物が落ちていたら、その状態に関わらず食べる。
それを繰り返しているうちに、なんとなくコツがわかってきた感じだ。
大いなるビジョンを掲げている方や、スタイリッシュな仕事にこだわる方がいたとして、その方がもし食べられていない、あるいは食べる努力をしていないようなら、僕は説得力を感じない。
同様に、「カネないカネない」と言いながら、タバコや酒などの嗜好品を楽しんでいる方にも感じない。
逆に、ビジョンや野望はないにしても、愚痴や小言を言わず、自分が食べていくために、または家族を養うために、無様でも目の前のことを一生懸命やっている方は輝いて見える。
“ ドブネズミみたいに美しくなりたい ” とはそういうことなのではないか。