岩手で働き始めた当初からしばらく、(今でも時折)違和感を覚えるのは、仕事の良し悪しを所属先で判断する方々が多いこと。
その所属先は、首都圏のコンサルタント会社や大手広告代理店や有名大学など。(以下、まとめて〇〇)
「〇〇だから間違いない」といった具合。
結果、客観的かつ冷静に見て失敗したとしても、それを言い訳にできるからだと思っている。
「〇〇がやってダメだったんだから仕方ない」みたいな。
そう考えると、看板の力は大きい。
安心安全のイメージがある。
でもあくまでイメージだと言うことは申し上げておきたい。
相応の仕事をされるところはたくさんあるけれども。
僕も含めた弱小は、それを妬み嫉むのではなく、安心安全、あるいは閉塞感や出来レースをスマートに打破できるイメージを持ってもらえるように、コツコツとやっていくしかない。
“ スマートに ”としたのは、波風が立つやり方は、少なくとも岩手では好まれないからである。
一方、看板だけではどうにもならない世の中になってきているのは言うまでもない。
〇〇に頼らずともヒット商品を生み出すこともできれば有名にもなれるし、〇〇をもってしても不祥事を完全に揉み消すことはできない。
金看板を背負っている方も弱小も、個を強化しないことには足元をすくわれる。