このタイトルを「あるある探検隊」風に読んでほしい。
はい、というわけで、これ、本当にあるあるである。
今はどうか知らないが…
と言いたいところだが、さんさ踊りで賑わう盛岡の街に出ると、中高生及び大学生らしき男女が、それぞれキョロキョロしながら歩いているのをよく見かける。
その頃の僕もそうだった。
僕だけじゃないので “ 僕ら” としよう。
なんだろね、あの、何かを期待しちゃう感じ。
期待しているだけ。偶然を待っている。
「あの子、来てないかな〜」みたいな。
逆に自分のことも見つけてもらいたいから、わざと人通りが多いところを歩く。
結果、何も起こらない。
なんなら怖い人たちに絡まれる。
これが青春だ!
その青春時代とは打って変わり、今は真逆。
できるだけ誰にも会わないように、メインストリートを避け、裏通りを歩く。
祭囃子が聞こえれば、それで満足。
「大ちゃん、目立つよね。」
よくそう言われるが、決して目立ちたいのではない。
ハッキリした色や、ちょっとクセのあるものが好きなだけである。
そこを混同しないでいただきますよう、ご理解のほど、どうかよろしくお願いいたします。