一昨日のラグビーW杯決勝戦。
盛岡で行われた全てのパブリックビューイングにディレクターのひとりとして関わらせてもらっていたが、その最後の仕事である。
途中から進行台本の作成も担当させてもらった。
試合終了後には大会のオフィシャルグッズをかけ、オーディエンスとゲストとがジャンケンをするのが恒例。
この日で最後ということもあり、賞品は4つのオフィシャルグッズをセットにしたもの。
それをゲットできるのは5名のみ。
4名まで決まり、最後の1つをかけたジャンケン。
勝者は小学生くらいの男の子。
その際、男の子のご家族が狂喜乱舞と言ってもいいくらい喜んでいて、男の子を強くハグしたりしていた。
まるで宝くじが当たったかのように。
その光景がとても微笑ましく、幸せな気分になった。
この記憶は男の子の中でずっと残ると思う。
親が喜んでくれたことって、大人になってからもポジティブに覚えているものだ。
そういう機会に携われたことが嬉しかった。
その翌日、大学時代の友人たちからテレビ電話がかかってきた。
面倒臭い絡みの数々。
「もう切るぞ」と言って切った。
その後、妻から「ホント楽しそうに話してたね」と言われた。