今晩、大河ドラマ「いだてん」が遂に最終回を迎える。

 

視聴率は相変わらず芳しくないらしい。

 

それがどうした、馬鹿野郎めが!

 

始まった当初のブログにも書いてますが、これは間違いなく名作です。

名作中の名作です。

 

視聴率が悪いとか最高に意味がわかりません。

ご覧になっていない方は人生を損しているとすら思う。

 

途中で観るのをやめた人が多いということを聞いたが、「全部面白かったけど途中でよくやめられたね」「じゃああなたは何を面白いと思うの?」と皮肉も言いたくなる。

 

仮にそうだったとしても、出演者や脚本家をはじめとした制作陣のラインナップで、面白くならないわけがないことは明白なわけです。

 

上辺の人気アイドルや事務所のゴリ押しなどではない実力派の主役級がズラリと揃っているだけでもワクワクするし、スターを揃えてもチームは機能しないとよく言うが、決してそんなことはなく、例えるなら、バルセロナオリンピック時のバスケ男子アメリカ代表、ドリームチームのようだ。

 

それを束ねるクドカン脚本もさることながら、音楽は大友良英、プロデューサーは訓覇圭ときたら、少なくとも岩手県民はピンとこなきゃいけない。

そして観なきゃいけない。

 

いずれにしろ、とにかく圧倒的である。

 

ドラマとして純粋に面白いのだけど、随所にちりばめられているメッセージも素晴らしい。

 

オリンピックって?

スポーツって?

政治って?

政治家って?

戦争って?

戦後って?

平和って?

日本って?

日本人って?

国と国って?

ナショナリズムって?

諦めないって?

成し遂げるって?

情熱って?

信念って?

勇気って?

娯楽って?

面白いって?

復興五輪?

また副作用としては、視聴率って?コンプライアンスって?

etc.

 

欲を言えば、招致活動をする前、もしくは最中に観たかったかも。

 

東京に決まったゆえのいだてんであることは承知だが、いだてんからの招致活動は気運の質が違っていたはず。

もちろん良い意味で。

 

ちなみに、僕は全部録画している。

大河はいつも録画していて、観ては消してを繰り返すけど、これは全部残している。

 

おかげでレコーダーに余力はない。

 

せっかくだからファンを集め、観賞会をしたい。

胸アツ応援上映みたいに。

 

とにかく、これまでご覧になっていない方は最終回だけでも是非。

「最終回だけ見るのはちょっと…」という方はDVDで是非とも。

 

ただ、コンプラ的にDVD化されるかな。

武蔵もされてないし。

 

されても一部カットとか。→くだらん!

 

作品として、役者として、いいものはいい!

 

てか、ピエール瀧、徳井義実の前に、ビートたけし、ショーケンが出演してるじゃんね。→みなさん、最っ高!

 

これはクスリや脱税や暴力や沢尻エリカを肯定しているわけではない。

 

という断りを入れておかないとヤンヤ言われる可能性があるこんな世の中は、ポイズン。

 

さて、最後に言わせてください。

 

チャンバラだけが大河ドラマではないってんだ、馬鹿野郎めが!

 

近代の方が今に通じるものがあり、感情移入できる。

よっぽど戦国に感じる。

 

取り分け人生の先輩方は、経験されたことや記憶があることだから敬遠しているのかもしれない。

 

そう考えると、僕らが生きる今も、いつか大河ドラマになるかもしれないね。

 

そして若者諸君、YouTubeばっか見てないで、たまにはこういうのを観ろってんだ、馬鹿野郎めが!

 

いつでも見れる良さはあるけど、決まった時間を楽しみにするのもいいもんだよ。

 

好きな子と連絡を取る時、今はスマホでダイレクトだと思うけど、以前は家の固定電話に勇気を振り絞ってかけていたものだ。

 

感覚としてはそんな感じ。

 

そういう経験って大切だと思うんだよね。

 

「この時間にかけるからね」と約束していてもお父さんが出たりね。笑

 

以上、中年の戯言でした。

 

超主観じゃんねー!

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