韓国映画が、米アカデミー賞の作品賞を獲得した。
すごく画期的なこと。
これだからアメリカは憎めない。
兎にも角にも、パラサイトはそれに値する、面白いを飛び越えた凄い映画。
一見の価値あり。
さて、アカデミーには “ 学問・芸術に関する指導者・権威者の団体 ”という意味があるので、それが付く映画賞が各国にあることに違和感はない。
多分に漏れず、日本にもある。
本家の場合、受賞候補はあくまで「ノミネート」で、受賞するのは一人(一つ)。
一方、日本は、みんなに優秀賞をあげて、そのうちの一人(一つ)が最優秀賞。
うん、いかにも我が国らしい。
でもこのシステム、物心ついた時から好きじゃない。
なんていうか、白黒つけるのではなく、グレーの濃淡を決める感じ。
いずれにしろ、これに限らず、中途半端が嫌い。
ただそれだけです。
それはそうと、野村監督、鬼籍に入られましたね。
数々の名言の中で、僕は「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」が好きです。
かなり汎用性のある言葉だと思います。
あと、いつの時代も「今」が正解なわけだけど、あの頃最強説を唱える人は多い。
お年寄りは特に。(J-POPに関しては僕もそう思うけど…笑)
その中で野村監督は、ちゃんと「今」も評価していたということをダルビッシュさんがこの動画で伝えている。
ご冥福をお祈りします。