BGM的にテレビをつけていたら、「成功のイメージを持っている人をプロを言う」といったフレーズが耳に入ってきた。
例えばスポーツ界において、優勝経験のある監督や選手が重宝されるのはそういうことだと思う。
勝利の方程式、勝者のメンタリティを知っている人とも言えそうだ。
僕はどうか。
イメージできるのとそうじゃないのがある。
ただ、“ どうしたら失敗するか ” は分かっているつもり。(=どうしたら成功するかには繋がらないのが玉にキズ)
僕自身がたくさんの失敗をしてきたからでもあるけど、社会人として一番スポンジになれる20代から30代前半まで、夢追い人やドロップアウトした人、すでに失敗した人や、しつつある人と多くの時間を過ごしてきたからだと思う。
中には詐欺まがいのことをしている人もいて、総じて反面教師になっている。
そんなこともあり、失敗のイメージが浮かんでしまうものは、遅かれ早かれ先細りになることが多い。
統計学の延長線上にある占いが多いけど、そんな感じで僕のデータベースがイメージを弾き出す。
これを一般的に「勘」と言う。
だから言語化しにくいが、失敗のイメージが浮かぶ方々に共通していることがあるとすれば、「自分は違う(特別)」と思っていることの気がする。
かくいう僕も思っていた。
思い返せば恥ずかしいけど、だからこそ気付けた平凡がある。
今は、なんでもないようなことが幸せだと思えている。