寝台列車で寝ていたら目的地に着いたような2020年が終わろうとしている。
この比喩を解説するのは野暮だが、あえてすると、例年を新幹線だとした場合、それに比べるとゆっくり進むはずなのに早く感じたみたいな。
そんな1年がどんなだったのか振り返ってみたところ、「むずかしかった」と浮かんだ。
なので、僕の今年の漢字は「難」かな。
コロナ禍になり、諸々をできるだけ自力でなんとかしようと思い試みたあれこれは思うようにいかず、いわゆるニューノーマルな色々も僕の中ではしっくりこず。
でも、その中でもがいた経験は財産である。そうしなきゃいけない。
遠ざかるヒトやモノやコトがあった一方で、近づいた(深まった)それもある。
決して楽しい1年ではなかったが、興味深かった。
今年がコロナ禍になるなんて、去年の今頃に誰も予想していなかったように、来年がどうなるかなんてわからない。変異型を含めた新型コロナウィルスに打ち勝つかもしれないし、もっと強烈なウィルスが蔓延する可能性だってある。
だから、車に例えるなら、ギアは常にニュートラルを意識し、野球に例えるなら、来た球を打つ。
とりあえず伊藤家に関しては、来年はいい年になるっぽい。
年の瀬に、青い鳥がベランダに舞い降りたのだ。
ということで、来年は僕の周りでいいことが起こるはずなので、みなさん、いろいろご一緒しましょう。
さて、本厄だった今年、大きな病気や災難なく過ごせたのも、ひとえに皆様のおかげです。
ありがとうございました。
来年もどうぞご贔屓に、何卒よろしくお願い申し上げます。
それでは、よいお年をお迎えくださいませ。