僕は数年前からおみくじを引くのをやめた。
大吉だろうと大凶だろうと、いいように解釈しがちで、それがなんか気持ち悪くなり。
ちなみに鶴岡八幡宮にて凶を引いたことがある。
鎌倉幕府からクラクションを鳴らされた。
まぁたしかにあの頃はどうしようもない奴だったな。
と、「そういえばそうだな」とも思うものだ。
とかなんとか言って、参考にしている占いはある。
それはいいように解釈するもなにも、「そうなんだな」と比較的素直に受け入れられる。良いことも悪いことも。
「エイッ、ヤー!」みたいな占いではなく、統計学に近く、論理的にも感じ、押し付けがましくない感じが好きなんだと思う。
さて、前置きが長くなったが、自分の置かれている状況を「そう思いたい」がゆえに歪めてしまう場合がある。
それはポジティブではない。現実から目を逸らしているだけである。
かくいう僕にもそういう傾向があり、そんな自分と決別することを日々心掛けている。
おみくじを引かなくなったのもその一環。
そう思いたいという鎧を全部脱げた時の自分は、きっと今よりも自由だ。