昨日、大河ドラマ『麒麟がくる』が最終回を迎えた。
素晴らしいエンディングだった。まさに集大成。
本能寺の変とその後が「こうだったらいいな」と思った人は多いはずだが、異を唱える人もそれなりにいそう。
でも、大河ドラマ、NHKだからといって通説を重視する必要はない。
そもそもタイムマシンでもない限り、事実がどうだったかなんてわからない。(真実は当事者それぞれにあるものだと思っている。歴史に限らず。)
学校で教えてもらった歴史自体、時の権力者によって塗り替えられている可能性だって十分にある。
だからこそ、自分はこう思う!思いたい!というものを表現するべき。
ただ、それが明後日の方向を向いているようであれば、支持するのは思想に偏りがある人になる。
一方、通説をなぞったものであれば、ステレオタイプな人にしか好まれない。
どちらもターゲットがそこならいいと思うが、もしエンタメ(ビジネス)にするならば、いい塩梅が必要だと僕は思っている。
本当の自分がトンデモ野郎、もしくは敷かれたレールが大好きな堅物であったとしても、公を相手にするものづくりやビジネスを任されたのであれば、我慢と柔軟性と客観性を会得した方がいい。
兎角、『麒麟がくる』の最終回は、通説を踏まえつつ、想像力とロマンが掻き立てられる “ いい塩梅 ” だと思った。感動した。余韻が心地いい。
ということを伝えたいブログでした。