舞台は六本木。
大きなビルでパーティーがあり、そこに多くの人が集まる。
最上階を目指す人と低層階で優雅に食事などを楽しんでいる人がいる。
僕は最上階を目指し、屋上まで行った。
でもそこは風が吹き荒れていて、多くの人が転落していった。
僕はなんとか踏みとどまったが、その下の階にはカラフルな獣がいて、虎視眈々と人間を狙っている。
というような夢だった。
意味深で、人生というか世の中の構図のようだった。
僕を含め、上へ上へと行こうとしている人の格好は実に質素で、貧富で言えば「貧」のイメージ。
そういった上を目指すことに必死な人がいる一方で、そんなことには興味がないかのように、低層階で優雅にしている人たち。
最上階まで到達したとて特典があるわけではなく、多くの人が転落しているように、リスクしかない。
つまり自己満足で上っているのだ。
結果、何もなく、挙げ句の果てには転落する。
おそらく、最上階は実態のない蜃気楼のようなものといった解釈している。
「本質を見極められないとそういうことになるよ」とか「そんなに上を目指すことに何の意味があるの?」といった警鐘だと思っている。
どちらも身に覚えはないが、きっとこれからあるのだろう。
そう思うようにする。
だから備忘のために書き留めた。
ちなみに、友人に勧められて購入したこの漫画は東日本大震災を予言した人のもので、次なる予言が記されている。
信じるか信じないかはあなた次第だけど、上記の僕が見た夢のように、心構えておいて損はない。