日中、日韓って国家間では仲が悪いし、正直僕も嫌いなところはある。
が、そういった偏見は置いといて、北京五輪の開会式は東京五輪のそれとは比べものにならないくらい素晴らしかった。東京の方が良かったと言えるのは選手入場時の選曲くらい。
悪い意味であざといプロパガンダ的な部分もあったので、あくまで大枠の演出のこと。
じゃあ演出だけが素晴らしかったのかと言えばそうではなく、それを実現するまでのプロジェクトマネジメントを評価するべきである。
日本も当初のプランで進めていれば負けていなかったはずだけど、旧態依然としたシステムと人がそれを許さなかった。
他方、韓国に関しては、ドラマや映画のクオリティがアジアでは群を抜いている。『パラサイト』が米アカデミー作品賞を受賞したのが分かりやすい例。
菅田将暉さんも「僕らはもっと悔しがらなきゃいけない」と言っている。
そんな感じで、日本が他国より優れていることって実はもう少ないと思っている。
結構前から分かっていたことだけど、昨日の開会式を見て、改めて。
好き嫌いは別として、認めるべきところは認めて、スクラップ&ビルドをしていかないと。
地方もね。
「地方だから!」と「地方だから…」は区別しよう。
前者は「こだわり」、後者は「諦め」です。