僕は都落ちをして岩手に拾ってもらい、運が開けた実感がある。
それに伴い、時折「東京でも通用するんじゃないですか!?」みたいなことを、お世辞含み、あるいはお世辞100%で言っていただくことがあるけど、僕はそう思わない。謙遜しているわけではなく、1ミリもそう思わない。(0.2ミリくらいは思っているかも)
基本的には客観を大事にしているが、こればかりは僕が正しい。絶対に。
所詮、お山の大将なのだ。
お山の大将は嫌いだけど、お山の大将なのだ。(実際には少将くらい)
いや、僕が嫌いなのは、お山の大将だと気付いていないお山の大将だから、かろうじてセーフ。
とはいえ、いつか捲土重来したい気持ちはある。なきゃダメだと思う。
それがないお山の大将の山は、いずれ砂の山になる。
つまり僕は、お山の大将はお山の大将でも、そうだという自覚のあり、捲土重来を期すお山の大将でありたい。
一番なりたくないのは、お山の大将兼裸の王様。
自覚があるかどうかわからないけど、地方にはその兼業者が結構いて、往々にして影響力を持っている。
そういう人が偉そうにしていて、そういう人に媚びを売ることが地方で生きるということなのかもしれないと思うことがあり、悶々モヤモヤ葛藤することがしばしば。
ではここで1曲お聴きください。
海援隊で『あんたが大将』