2022年6月21日をもって43歳になった。
あと1年とちょっとである。
「なにが?」
父が生きた年月に並び、そして越えるのが。
正直、ほんの少し緊張している。
今のところおかげさまで元気だし、人間ドックの結果も良好。
でも、ほんの少し緊張している。
43歳の時点で病気が発覚していたのかの記憶はないし、なんとなく母に聞こうとも思わないのだが、展開がスピーディーだった気がするからである。宣告された余命からは随分長く生きることができたのは覚えている。
それを自分に重ねているわけではないけれど、14歳の僕にとって父の死は途轍もなく大きな出来事であり、緊張しているのはいわゆるトラウマだと思う。
かと言って嫌な緊張ではない。
言うなれば、24時間テレビのマラソンで『負けないで』が流れてきたような感じ。(24時間テレビは大嫌いだけど)
つまりゴールが近づいている感覚。ゴールって言うと語弊があるから折り返し地点という表現にしよう。
僕は長生きをしたい。だからこその緊張なのだ。
兎にも角にも油断はせずに、健康第一で43歳を楽しみたい。
では、ここで1曲お聴きください。
誕生日は母が母になった日でもあるわけで、
「おめでとう」と「ありがとう」
と、これをご覧になっているどなたか、息子がそう言っていたとお伝えください。笑