「明けましておめでとうございます」というご挨拶をすることが憚られた2024年の始まり。能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された方々、そのご家族及び関係の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
さて、実を言うと、去年の秋くらいに「何のために仕事しているんだろう?」と結構悩んだ。特にきっかけがあったわけではなく、漠然と。もしかしたらちょっとした更年期障害だったのかもしれない。
仕事のための生活ではなく、生活のための仕事というスタンスを大事にしているのだけど、仕事のための生活と考えた方が楽なんじゃないかと思った。
でも、そうはしたくない。無理にそうしたくないと言っているのではなく、心からそうしたくないのだ。
仕事が活力、いわゆるモチベーションの方がうらやましい。注釈として、仕事にモチベーションを感じていないということではない。いただいている仕事は全て魅力的で、僕なりの貢献をしたいと本当に思っている。結果、クライアントさんが喜んでくださるのはとても嬉しい。=それがモチベーションかといったら、それは違うって話。
我が家にはチワワの形をした激カワ愛息子はいるけど、ニンゲンのそれはいない。だから「何かを残したい」と思わない。また、僕には野望がない。
総じて、つくりたい未来、言い換えれば、夢がない。
それを無理につくるのも違うと思っていて、こういったある種ドライ(客観的)な感じが実は仕事に役立っている。
だからこのままでいいし、そのうち何か見つかるかもしれない。それはそれ、これはこれ。時の流れに身をまかせ。
以上、年始からネガティブだと思われるかもしれないが、僕としては通常営業なので〝凪〟である。凪で良い。凪が良い。
ちなみに「何のために仕事しているか?」の答えは出ていない。
ただひとつ言えることは、僕を必要としてくれる方の幸せに寄与したいということ。
ということで、本年もどうぞご贔屓に、よろしくお願い申し上げますm(_ _)m
今を生き、今を積み上げて参ります。