どこかで偶然会う度に「飲みに行きましょう」と7年前から言い続けていた、いや、辛抱強く言い続けてくれたと表現した方が正しい、Tさんと昨日、一献。
わたくし、プライベートにおいては取り分け腰が重い人間でございまして、気持ちと行動が伴わない。だから決して悪気があるわけではない。
そんな言い訳はさておき、結論から申し上げると、楽しく、面白く、かなり有意義だった!共鳴の嵐!
7年間熟成させた甲斐があったかもしれない。Tさんも「こっち(岩手)に来てからの7年間で一番楽しい夜かも」と言ってくれて嬉しかった。
お互い、東京を経てのJターン、東日本大震災きっかけという共通点がある。
それを踏まえた近況報告から始まり、仕事のこと、某業界のこと、地域のこと、政治(家)のこと、ハッシュタグのこと、馬鹿の一つ覚えのことなどなどを話した150分のうち、120分は毒舌だった。インスタライブとかで流していたら、特に岩手県内の人は、いいねを付けにくいだろうけど、後から「実は共感した」といったDMがたくさん来そうな内容。
でも、客観的には毒舌なんだろう、であって、話している我々は至って真面目に色々と憂いているのだ。そして、本質を突いているはず。
本質であったり正論は敬遠されがちで、そういうのをカモフラージュしてエモーショナルな感じに収めると言うか逃げることが往々にしてあるよね、薄っぺらいよね。蹴散らしたいよね。
Adoの言葉を借りれば、
正しさとは
愚かさとは
それが何か見せつけてやる
的な。
7年間、ちゃんとコミュニケーションを取っていなくても、今させていただいている或る仕事に推挙してくれたのは実はTさん(大感謝!)で、アピールせずとも見てくれている人は見てくれていると改めて思ったし、そういった方は同じ波長だと思った、初秋の夜。
すごく楽しかったから「またすぐに!」ではなく、「季節に一度くらい飲みましょう」とした塩梅も良きでした。