映画『Michael』を観た。

控えめに言っても「最高!」と言わざるを得ない。
そして本当に惜しい人を亡くしたと改めて思った。
そのニュースが飛び込んできた時のことをしっかり覚えている。寝起きだったこともあり本当に夢だと思った。志村けんさんの訃報に触れた際も似たような感覚があった。
さて、ネタバレし過ぎない程度に映画の内容に触れると、ざっくり言えば、実話に基づいて描かれている家族の物語。
その中の父親は良く言えば教育熱心だが、普通に見れば毒親。虐待とも言える教育を子どもたちに強いていた。
これ、むずいなと。。
その教育がなかったらマイケルの才能が育たなかった可能性は十分にある。
でも、虐待はダメ、ゼッタイ!で、その教育が成長したマイケルを歪にしたことは間違いない。
まさに、一長一短。
それに比べたらミジンコレベルだけど、我が家の教育にも似た部分があった。
僕は八戸高校という青森県有数の進学校出身なのだが、そこに入学することを幼い頃から擦り込まれていた。父に。
それを見ていた母は「かわいそう…」と思っていたみたい。
無論、相応の勉強環境が用意され、それが当たり前だったから「嫌」とかそういった感覚はなかった。
その甲斐あって合格できたわけだけど、それを見届けることなく、中学2年の時に父は逝った。最期の言葉は「大介、勉強がんばれよ」
生きていれば、僕の高校生活を許さなかっただろう。そして、六大学への入学を望んだだろう。自分がそうだったように。
たらればの話だが、もしそうだったら僕も歪な大人になっていた気がする。(「十分歪だよ」と思っている人がいそうなことは内緒ね)
一方で、中学までのそういった教育がなければ地頭が育たず、今の僕はないと断言できるので、父には感謝している。
その今の僕を、僕自身は全然満足できていないまでも、決して嫌いじゃない。
入学できた大学ではかけがえのない仲間と思い出をつくることができ、卒業してからは山あり谷あり(谷多め)ながら、結果として素敵な伴侶と環境を得ることができたわけだし、上々だ。
うん、人生は上々だ!
ではここで1曲お聴きください。
SMAPで『俺たちに明日はある』