先日、岩手の県南で一献をした方々とはかれこれ10年以上の付き合いで、べったりしていた時もあるが、今は程よい距離感がある。
詳しくは書けないけど、その中の一人(以下、Kくん)とは長い間同じ環境にいて、最近、僕はそこを離れ(離され?)、Kくんは残っている…と思っていた。
でも話してみると、実はKくんも全く同じで、自分が離れ僕が残っていると思っていたみたい。
その出来事は僕らにとって100%ポジティブとは言えないが、なんかおもしろい。
お互い勝手なイメージを抱いたまま付き合いを続けていくこともできただろうけど、どこか疑心暗鬼めいた気持ちがあるままだったと思うし、今回、同じ境遇だったことを直接共有できたことでグッと距離が近づいた気がする。
とはいえ引き続き程よい距離を保ったままだと思う。
それでいい。それがいい。
お互い必要なタイミングで近づけばいい。
それはそうと、喉に刺さった魚の骨は、それが細く短い小骨だろうと放置すると化膿していくことがあるように、ちょっとでも気になったことは憚ることなく聞いたり伝えた方がいい。聞き方や伝え方、あと去り際さえ乱暴でなければ、それによりギクシャクすることはない。
逆に乱暴だったり品や礼節を感じられないと、僕はそこからしっかりと一線を画す。
でも大人の対応はしますよ。
にこやかに、中指を。