〝売れない〟に続く職業の代表格は「ミュージシャン」とか「役者」。

 

でも職業全般的に使える。〝出来ない〟〝稼げない〟とか表現は違えど、ここでは〝売れない〟に統一する。

 

さて、「そもそも売れたいのかな?」と思うことがある。

 

志した当初はほぼ間違いなく「売れたい!」と思っていたはずだけど、いつしか惰性になっていやしないか。売れていない自分を正当化し始めていないか。売れていなくとも「やり続けることに意味がある!」とか。

 

否定はしないけど「それでいいの?」と思うし「本気でやったことがないからそうなんじゃないの?」と思うこともある。本気でやってダメなら諦めがつくはずなんだよな。

 

「やり続けていたら誰かが見つけてくれる」と思っているかもしれないが、見つけてもらえる努力や工夫をしているか、それに伴ったリスクを背負っているか、その辺が大事よね。

 

と、偉そうに言えるほど僕がそうしているかと言えばそんなことないけど、一般的ではない(っぽい)人生、それによって形成された個性に伴うイレギュラーなアプローチをしているみたいなので、多少は実践しているんだろう。

 

今思えば恥ずかしいと感じることは枚挙にいとまがない。

 

でも、それこそがリスクなんじゃないかと思う。

 

僕は売れたいので、5年後、五十路に入った辺りに思い返し、恥ずかしいと感じることをまだまだしていこう。

 

とはいえ、「きっとそう思うんだろうな」なんて思いながらすることはないし、もし思ったなら、その時点で大したことではないということ。

 

最近狂気が足りてない。

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