身体が不自由な母は転ぶ。頻繁ではないが転ぶ。
不自由ゆえにうまく受け身が取れず、大怪我につながり、入院する。頻繁ではないが入院する。
2、3年に1度くらいこれがあり、それが今年で、入院とリハビリ入所を経て、帰ってきた。
たぶんしばらくは気をつけて生活をするだろう。
でもそのうち「まぁいいや」と思うことが出てくるだろう。
怪我の程度は徐々に軽くはなっているので、そんな中でも学習をしているんだろう。
兎角、転ぶなとは言わないと言わない。
もらい事故なら仕方ないが、自分の身体ともっとちゃんと向き合い、リスク管理の上、自損は防いでほしい。
高齢者に厳しいと言う人がいるかもしれないが、これは僕なりのボケ防止策であり、あえて口を酸っぱくして強めに言っている。
あと、母が原因で家族の精神衛生に支障をきたしたり経済的ダメージが生じるのは、本人含め、誰も望まないことなので、バランスを保つためでもある。母が家にいることによる物理的メリットもあるし。
物理的メリットとか愛のない表現と言う人がいるかもしれないが、障がいを持った親と長く暮らした経験がある人ならば、その発言を許す。
割り切って考える部分がないと続かないし、裏を返せば愛を保つためなのだよ。
健康的に長生きをすること、そしてピンピンコロリは、愛である。
では、ここで1曲お聴きください。
サンボマスターで『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』