わかりやすい(評価しやすい)仕事とそうじゃないものがあって、どちらも大事。
前者は言わずもがなで、後者は例えば、会議を含めた社内コミュニケーションの潤滑油になるなどかな。
杵を振りかざして臼をつく人は目立つけど、合いの手がないと美味しい餅は作れない。
その合いの手役は杵を持ちたいと思っていない。言い換えれば、主役になろうと思っていない。思っている人がいるとしたら合いの手という脇役失格だ。
ただ、名脇役がいて、そう思わずとも主役より目立ってしまうことがある。
この際、主役がそれを面白がる場合とやきもちを焼く場合があって、後者だとうまくいくものもうまくいかない。
じゃあ名脇役が主役を張れるかと言えばそれはなく、脇役はあくまで脇役なんだけど、欲をかいて主役を喰おうとすれば、これはこれで全くうまくいかない。主役がやきもち焼くよりも。
詰まる所、適材適所と主役の器が肝要で、脇役は欲張ることなく役割に徹しましょうねって話。
いずれにしろ、わかりにくい仕事をちゃんと見てくれて評価もしてくれる主役は素敵で、自分が主役の時は(あまりないけど)、そういうことを意識的、あるいは無意識にしてくれる人を重宝したいと思っている。